公開日:2021.02.05 更新日:2021.02.05
イメージが変わる!男性用ヘアオイル
ヘアオイルというと女性が使うアイテムというイメージがありますが、近年は男性のヘアケアにも多用されており、使用経験の割合は全体の3割に及んでいます。[※注1]
ヘアオイルを使用すると、パサつきやゴワつき、ツヤのなさなどのトラブルを軽減できますので、髪の悩みを抱えているのなら、一度試してみることをおすすめします。
今回は、男性用ヘアオイルの特徴や使用するメリット、おすすめの使い方についてまとめました。
[※注1]:ヘアケア工房「ヘアオイルについてのアンケート」
Contents
ヘアオイルとは、トリートメント効果を期待できるヘアケア商品のこと
男性用ヘアオイルの特徴をチェックする前に、まずはヘアオイルの基本を押さえてきましょう。
ヘアオイルとは、植物やミネラル由来のオイル成分を配合したヘアケア商品のことです。
傷んだ髪をケアする効果のほか、好みの髪にセットするスタイリング効果も兼ね備えていることから、一石二鳥のアイテムとして注目を集めています。
ヘアオイルを使用すると、髪の表面が油分でコーティングされるため、水分の蒸発を防ぎ、しっとりとした髪に仕上げることができます。
男性用ヘアオイルと女性用ヘアオイルの違い
ヘアオイルには、男性用や女性用、男女兼用のものなどさまざまな種類がありますが、いずれも基本的な成分に大きな違いはありません。
ただ、女性の皮膚は男性よりも薄い傾向にあるため、女性用ヘアオイルは男性用よりも低刺激に仕上がっているものが多いようです。[※注2]
また、男性は女性より毛穴の数が多いぶん、皮脂の過剰分泌による毛穴つまりやベタつきに悩まされやすいことから、男性用ヘアオイルにはスカルプケア効果を持たせているものが目立ちます。[※注3]
毛穴つまりやベタつきは、頭皮の炎症や抜け毛、フケなどのトラブルを引き起こす原因となりますので、頭皮環境を整えたい方はスカルプケア効果のある男性用ヘアオイルを使用するとよいでしょう。
[※注2]:「超音波断層撮影装置による顔面皮膚厚の測定」
[※注3]:花王「男女の肌の特徴」
男性用ヘアオイルを使用する3つのメリット
男性用ヘアオイルを使用するメリットを3つのポイントに分けて解説します。
1.ツヤとうるおいのある髪になる
ヘアオイルにはツヤ出し効果があり、適量を髪になじませると、パサついた髪にしっとりとしたうるおいとツヤを与えることができます。
植物やミネラル由来のオイルなら、つけ心地も重くないので、自然な仕上がりになるところが特徴です。
2.髪をダメージから保護する
髪は一年通して、紫外線やドライヤーの熱、摩擦、乾燥など、さまざまな外的ダメージにさらされやすい状態にあります。
ヘアオイルで髪をコーティングすれば、外的ダメージを軽減し、健やかな髪を保つことができます。
また、油分には水分の蒸発を防ぐ効果も期待できるため、乾燥から来る髪のパサつきや広がりの予防にも役立ちます。
3.頭皮環境の改善をサポート
スカルプケアできるヘアオイルなら、髪と同時に頭皮のケアも行うことが可能です。
頭皮にヘアオイルをもみこむことで、適度な油分を与えると同時に、硬くなった頭皮を柔らかくほぐすことができます。
頭皮が柔らかくなると毛穴につまった汚れが落ちやすくなるほか、血の巡りも良くなるので、頭皮環境の改善にも効果的です。
男性用ヘアオイルの正しい使い方
男性用ヘアオイルを初めて使う方のために、正しい使用方法と、使用時の注意点について解説します。
1.ヘアオイルを使うタイミングは、目的によって異なる
ヘアオイルには、トリートメント効果やスカルプケア効果、ヘアケア効果などさまざまな効果があるので、目的に合わせて使用するタイミングを決めます。
髪の痛みを補修したいのなら、シャンプー後にヘアオイルをなじませ、ドライヤーの熱や風から髪を守りましょう。
スカルプケアできるタイプのヘアオイルなら、シャンプーの前に頭皮にもみこんでおくと、毛穴につまった汚れを落としやすくなります。
一方、髪にツヤを出したいときや、パサつき・広がりをまとめたい時は、ドライヤー後にヘアオイルをなじませるか、朝のスタイリング時に使用するのがおすすめです。
2.使用量の目安を守る
ヘアオイルは多すぎるとベタつきますし、逆に少なすぎるとトリートメントやスカルプケア効果を十分に発揮することができません。
適切な使用量はパッケージや容器などに記載されていますので、適量を守って使用しましょう。
使用量の目安が記載されていない場合、短髪の男性なら手のひらに1~2滴ほど垂らして使用するのがおすすめです。
3.傷みやすい毛先を中心にもみこむ
ヘアオイルを髪の補修やツヤ出しに使用する場合、傷みやすい毛先を中心に、丁寧になじませていくのがポイントです。
ヘアオイルは直接髪につけず、手のひらに垂らして拡げてから、毛先を軽くつかむようにしてもみこみます。
根元につけすぎると、オイルの重みで髪がぺしゃんこになり、ボリュームダウンしてしまうので要注意です。
4.ヘアオイルを付けすぎたら、水で洗い流す
ヘアオイルは油分が多いため、そのままの状態ではタオルやペーパーなどで拭き取ることはできません。
ヘアオイルの付けすぎでベタつきが気になる場合は、シャワーで洗い流した後にタオルドライし、あらためてオイルを付け直します。
時間がないときは、シャワーではなく水スプレーで代用することも可能です。
初心者のうちは一度につけようとすると失敗しやすいので、少しずつ付け足していくとよいでしょう。
まとめ
ヘアオイルには、トリートメント効果やスカルプケア効果を期待できる植物由来・ミネラル由来のオイル成分が含まれています。
シャンプー後やスタイリング時に使えば、髪のパサつき防止やツヤ出しに役立ちますし、シャンプー前に使用すれば頭皮環境の改善にも効果的です。
使用方法と使用量を守って正しく使用すれば見た目や髪質を簡単に変えられますので、髪のダメージやトラブルに悩まされているのなら、男性用ヘアオイルを使ったケアを始めてみてはいかがでしょうか。
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