公開日:2022.02.17 更新日:2022.02.17
簡単にできる薄毛の上手な隠し方
薄毛が気になるようになると髪の毛が増えるように対策するのと同時に、「今の薄毛をなんとか隠したい」と思ってしまうものです。プライベートでは帽子を被って隠す方もいますが、ビジネスシーンやかしこまった席では帽子が被れないので、困っているという方もいるでしょう。
そこで今回は簡単にできる薄毛の上手な隠し方を紹介します。あからさまに隠そうとすると逆に目立ってしまうこともありますから、上手な隠し方を知っておきましょう。
Contents
薄毛の上手な隠し方
ではさっそく簡単にできる薄毛の上手な隠し方を紹介します。薄毛が気になっている方は長期的な薄毛対策をしつつ、上手に隠してコンプレックスや周りの視線を回避しましょう。
薄毛の隠し方 1. ヘアスタイルを変える
髪型を変えれば、気になっている薄毛を目立たなくできるかもしれません。薄毛が目立ちにくいのは短髪のヘアスタイルです。薄毛が気になっている人のなかには、伸ばした髪の毛で髪の毛が薄くなった部分を隠そうとする人もいます。
ただ、伸ばした髪の毛で薄毛をカバーすると不自然に見えることが多く、それによって薄毛がバレてしまうケースも。 もちろん、髪質によってできるヘアスタイルは異なり、薄毛が気になる部分によってもカバーできるかどうかは変わります。ただポイントとして、サイドを短くしてトップにボリュームを持たせると頭頂部の薄毛はカバーしやすいです。
自分でヘアスタイルを変えるのが難しければ、美容室での頭の形や髪質、薄毛が気になる部分をうまく隠せるヘアスタイルを相談してみるとよいでしょう。カット方法や現状の髪の毛の生え方によっては、前髪の薄毛もうまく隠せる場合があります。スタイリストの腕にもかかっているので、薄毛対策が得意なスタイリストを探してみてもよいかもしれません。
薄毛の隠し方 2. 増毛パウダー
ヘアスタイルを大きく変えることなく、自分ですぐにできるのが増毛パウダーを使う方法です。増毛パウダーは特殊な繊維を含んだ粉のことで、それを薄毛が気になる部分の髪の毛に付着させることで髪の毛が増えたように見せることができます。 増毛パウダーは髪に直接振りかけますが、スプレータイプやパフタイプなど、商品によって違いがありますので、口コミなどをチェックして選ぶとよいでしょう。
ドラッグストアでも販売されていますが、ネット専売品などもあるため、いろいろ調べた上で良さそうなものを試してみるとよいかもしれません。値段も商品によってピンキリです。 商品によってはすぐに粉が落ちてしまったり、雨や汗ですぐ落ちてしまったりするものもあります。水に触れると黒いしずくとして垂れてきたり、シャツに粉がフケのようについてしまうものもありますので、商品説明や口コミはしっかり確認してください。
また、増毛パウダーは髪の毛に繊維を付着させて毛量が増えたように見せる商品なので、髪の毛がすでにあまり生えていない場所の薄毛を隠したいという人には向いていません。また頭皮全体の毛が薄くなったり細くなったりしている人も、全体に使うと不自然なのでやめておいた方が無難です。
薄毛の隠し方 3. かつらや部分ウィッグをつける
ほとんど髪の毛が生えていない箇所がある、広範囲にわたって薄毛が気になるという場合に薄毛を隠すなら、かつらや部分ウィッグも有効な方法です。一昔前はかつらをつけるとかなり不自然に見えてしまうことが多かったのですが、最近は自然に見えるかつらや部分ウィッグも出てきています。 かつらをつける場合は、つむじが自然に見えるかつらがおすすめです。
素材は人毛の方がお手入れは大変で価格も高いですが、より自然に見えます。人毛と人工毛をミックスしたかつらや部分ウィッグもあるので、お手入れが楽な方がよい方や、コストを抑えたい方はそちらを選ぶとよいでしょう。部分的に薄毛が気になるのであれば、部分ウィッグをつけた方が自然に見えますし、コストも抑えられます。 かつらの場合でも部分ウィッグの場合でも、地毛に合わせて選ぶようにしましょう。
髪質なども地毛に近いものを選んだ方がよいです。また可能であれば、かつらやウィッグをつけて自然に見えるように、美容室で相談してみましょう。かつらを今までのヘアスタイルに合わせてカットすることで、より自然に魅せられます。 かつらや部分ウィッグはすぐに薄毛が隠せる一方、いきなり髪の毛が増えたように見えるので、周囲につけていることがバレやすいというデメリットもあります。
薄毛の隠し方 4. 帽子で隠す
ビジネスシーンやフォーマルな場では帽子を被ることはできませんが、プライベートで日常的に薄毛隠しをしたいなら帽子も有効的な隠し方です。帽子はキャップやハット、ニット帽などさまざまな種類がありますので、好みのデザインを選びましょう。できればいくつか用意して、その日のファッションに合わせて選べば、おしゃれとして楽しめます。
ただ帽子を被り続けると、頭皮が蒸れて、頭皮環境が悪くなり、薄毛を促進してしまうこともあります。長期的な薄毛対策を必ずする、お出かけ中でもトイレなど人目がない場所では帽子を取って蒸れを解消させるなどの工夫もしておきましょう。
隠すだけではダメ?おすすめの長期的な薄毛対策
簡単に薄毛を隠す方法を紹介しましたが、どれもすぐに薄毛を隠せる一方で、根本的な問題解決にはいたりません。薄毛を隠しつつ実践したい長期的な薄毛対策を簡単に紹介します。
頭皮マッサージ
髪の毛の成長に必要な栄養素を頭皮に行き渡らせるためには、頭皮の血行を良くしておく必要があります。日頃から頭皮マッサージをする習慣をつけておきましょう。シャンプーをするときにしたり、朝や寝る前の時間でマッサージをするのがおすすめです。
発毛剤・育毛剤
頭皮マッサージをするとき、発毛剤や育毛剤を使うのもおすすめの方法です。発毛剤は新しく毛を生やす効果が期待できる成分が配合されており、育毛剤は今ある髪の毛を強くする効果が期待できる成分が含まれています。また、商品によっては血行を改善する成分が含まれているものもありますので、商品を選ぶときにチェックしましょう。
薄毛治療
本格的に薄毛を改善したいなら、薄毛治療を受けるのもおすすめの方法です。皮膚科で相談できますが、薄毛専門クリニックも増えています。髪の毛の状態や症状によって治療方法も異なりますので、まずは専門家に相談してみるとよいでしょう。
植毛
植毛も厳密には薄毛治療のひとつです。医療機関で行われますが、保険は適用外なので費用はある程度かかります。自分の髪の毛を移植して定着させる方法と、人工毛を植える方法があります。
簡単にできる薄毛隠しをしながら長期的な薄毛対策をしよう
「髪の毛が薄くなってきた気がする」と思い始めると、そればかり気になってしまうことがあります。薄毛が気になり始めたら、今回紹介した方法を参考に、自分に合った薄毛隠しをしてみましょう。
ただし、薄毛隠しは根本的な改善にはなりません。薄毛を隠すのと並行して、長期的な薄毛対策をするようにしましょう。また今は問題なく髪の毛が生えている場所も、今のうちから薄毛予防をしておくことをおすすめします。
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