公開日:2024.08.02　更新日:2024.08.02

薄毛の女性に似合う髪型は？薄毛を目立たなくするポイントやおすすめのヘアスタイルを解説

薄毛は男性だけのお悩みではありません。女性でも薄毛に悩む方は一定数います。「どうにかしてカバーしたい」と髪型を試行錯誤されている方もいるでしょう。

前髪が薄い、分け目の薄さが気になるなどお悩みは人それぞれですが、薄毛の女性にはどのような髪型が似合うのでしょうか。 本記事では薄毛にお悩みの女性のために、女性の薄毛を目立たなくするためのポイントや薄毛の女性におすすめな髪型、薄毛の女性に向かない髪型を解説します。髪型を工夫すれば薄毛を目立たない状態にすることは可能です。

本記事を参考にして、ご自身に合う素敵なヘアスタイルを見つけましょう。

女性の薄毛を目立たなくするためのポイント

まずは女性の薄毛を目立たない状態にするためのポイントをご紹介します。

分け目をきっちりと分けない

どのような髪型にする場合でも、分け目をきっちりと分けないようにしましょう。 分け目がはっきり分かるようにきっちり分けてしまうと、分け目部分の薄毛が目立ってしまいます。細いコームの持ち手の先端を使って分け目がギザギザになるように分けると、分け目の薄毛が目立ちにくいです。

また、いつも同じ分け目にしていると、分け目部分の頭皮の負担が大きくなり、薄毛が進行しやすくなってしまいます。適度に分け目を適度に変えておくと、薄毛の進行を遅らせられるかもしれません。

トップにボリュームを持たせる

トップにボリュームを持たせることも、女性が薄毛を目立たない状態にするポイントです。 トップにボリュームを持たせてふんわりしたヘアスタイルにすると、髪がボリュームアップしたように見えるので、薄毛が気になりづらくなります。

また根本から立ち上げたヘアスタイルにすることで、分け目部分も目立ちにくくなるでしょう。 髪の毛を乾かす際に9割程度乾かしたら、仕上げは分け目を少しずつずらしながらドライヤーを当てると、根本が立ち上がりやすいです。サイドの髪や後ろの髪を乾かす際も、髪を上に引き上げるようにしながらドライヤーを当てると、トップがふんわりしやすくなります。

動きのあるヘアスタイルにする

動きのあるヘアスタイルにすることも、女性の薄毛を目立たなくする方法の一つです。 アイロンやコテを使って髪をカールさせ、ワックスやスプレーでスタイリングして動きを作ってみましょう。特に顔周りの髪の毛に動きを作ると、毛先に厚みが出たような印象になるので、ボリュームがあるように見せられます。

ワックスやスプレーを選ぶ際は、ふんわりしたボリュームが出せるものを選ぶのがおすすめです。 よりふんわりした印象にしたい場合は、トップや顔周りの髪をカーラーで巻いても良いでしょう。アイロンやコテが苦手な方でも、きれいに動きのあるスタイリングができます。

ヘアアクセサリーで視線を逸らす

ヘアアクセサリーを使って視線を逸らすのも、薄毛を目立たなくするためのポイントです。 バンダナやヘアバンド、カチューシャなど大ぶりのヘアアクセサリーを使うと、視線をそちらに逸らせるので、薄毛が目立ちにくくなります。

また前髪の薄さが気になる方なら、薄毛が目立つ部分をアクセサリーで隠すこともできるでしょう。 ヘアアクセサリーをうまく使えば、オシャレな印象もアップします。

薄毛の女性におすすめな髪型

ここからは薄毛の女性におすすめな髪型をご紹介します。

バングカット

バングカットとは前髪をカットするヘアスタイルのことです。 一口にバングカットといってもさまざまなスタイルがありますが、薄毛を隠したいのであれば奥行きがあり、厚みのある前髪を作ることがポイントです。

前髪の奥行きを広めに取り、しっかり厚みを作ることで、トップから生え際の薄毛をうまくカバーできます。 薄毛の目立つ部分は人によって異なるため、美容師さんと相談しながら気になる部分がうまくカバーできるような前髪を作ってもらうと良いでしょう。

ベリーショート

髪の毛全体を短くカットするベリーショートも、薄毛の女性におすすめの髪型です。 輪郭がしっかり出るため、抵抗がある方もいるかもしれませんが、髪の毛の重みでトップがぺたんとなってしまうのを避けられるので、簡単なヘアアレンジでトップにボリュームを持たせられます。

またトップとサイドのボリューム差が出にくいため、トップや前髪の薄毛が目立たなくなるでしょう。 ベリーショートの場合、前髪の毛量が多いとヘアスタイルが崩れやすいです。前髪が薄くなってきている方ほど、ベリーショートにしたときに薄毛をカバーしやすいでしょう。

ショートボブ

「ベリーショートにする勇気がない」という方におすすめなのが、ショートボブです。 ベリーショートよりは長さがあるものの、全体的に髪の毛を短めにカットするショートボブは、薄毛の方でもトップにボリュームが持たせやすくなります。また髪の重みでスタイリングが崩れる心配も少なくなるので、ヘアスタイルをキープしやすいでしょう。

髪の毛が短いと毛先の動きも付けやすいため、アレンジが苦手な方にもおすすめです。 ベリーショートにも言えることですが、ショートボブで髪の毛を短くすれば、それだけ早く髪の毛が乾きます。ドライヤーを当てる時間が短くなるので、薄毛防止にも効果的です。

マッシュショート

マッシュルームのような丸みのあるシルエットが特徴のマッシュショートは、薄毛の女の中でも分け目やこめかみ近くの薄毛が気になる方におすすめの髪型の一つです。 トップやつむじ周辺から顔に向かって髪の毛の流れを作るヘアスタイルのため、分け目やこめかみ近くの薄毛が目立ちにくくなります。

カットする際は全体的にレイヤーを入れておくと、ボリュームが出しやすいです。 猫っ毛の方など、スタイリングをしても時間とともにぺたんとなってしまう方であれば、カーラーやコテを使ってしっかりトップにボリュームを出すと、ヘアスタイルが維持しやすくなります。

薄毛の女性に向かない髪型

薄毛の女性に向かない髪型もいくつかあります。薄毛の女性が避けるべき代表的な髪型を2つご紹介します。

シースルーバング

薄毛の女性に向かない代表的な髪型の一つがシースルーバングです。 シースルーバングはバングカットの一つで、おでこが見えるように前髪を薄く作ります。近年トレンドの髪型の一つなのですが、前髪を薄く作るため、前髪や生え際の薄毛が強調されてしまいやすいです。

ストレートロングヘア

髪の美しさが際立ち、女性的な印象を感じさせるストレートロングヘアですが、薄毛の方には向いていません。 ロングヘアはショートヘアやミディアムヘアよりも髪が重くなるので、トップにボリュームを出すスタイリングをしても、髪の重みでスタイルが崩れやすくなります。髪の重さに引っ張られてしまうため、分け目も目立ちやすいでしょう。

前述した通り、髪に動きを出すと薄毛をカバーしやすくなりますが、ストレートヘアの場合、動きが出ないので薄毛が目立ってしまいます。 また髪の毛が長い分、ドライヤーを当てる時間が長くなってしまうので、髪がダメージを受けやすく、薄毛を促進してしまう恐れもあります。

薄毛をうまくカバーして髪のオシャレを楽しもう

本記事では女性の薄毛を目立たなくするためのポイントや薄毛の女性におすすめな髪型、薄毛の女性に向かない髪型をご紹介しました。女性が薄毛をカバーするには、トップにボリュームを持たせることが何よりも重要なポイントです。

全体的に髪の毛が薄くなっているように感じる方、分け目が目立つようになっている方、前髪やこめかみ辺りの薄毛が気になる方など、人によってお悩みはさまざまですが、ご紹介したスタイリングのポイントやおすすめの髪型を参考にして、ご自身に合う薄毛をカバーできるヘアスタイルを見つけましょう。